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このサイト立ち上げてちょっとした時、お叱りメールもらったんです。80年代とかの、どうでもいい時期の洋楽にうつつを抜かす暇があるのなら、60-70年代のすばらしいロック音楽をきちんと聴くべきだ、みたいな。
いや、できれば俺もそうしたかったんだよ、本当は。でも、物心ついた時にはパンクも終わっていて、イギリス音楽はクソだとか言われ始めた、そんな80年代初め頃になってからようやく洋楽を聴き始めたっていう年頃の連中には、パンク以前のアーティストをリスペクトしろと言われてもできない事情があったんだ。
ストーンズってすげえんだぜとか言われて、新譜聴いてみたら”Undercover”だし、ジョージ・ハリソンってすげえんだぜとか言われて、新譜聴いてみたら”Gone roppo”だし、ザ・フーってすげえんだぜとか言われて、新譜聴いてみたら”It’s Hard”だし、デヴィッド・ボウイってすげえんだぜとか言われて、新譜聴いてみたら”Let’s Dance”だし、イエスってすげえんだぜとか言われて、新譜聴いてみたら”90125”だし、ポール・マッカートニーってすげえんだぜとか言われて、新譜聴いてみたら”Broad Street”だし、ザ・クラッシュってすげえんだぜとか言われて、新譜聴いてみたら”Cut The Crap”だし、ジェネシスってすげえんだぜとか言われて、新譜聴いてみたら”Invisible Touch”だし、ツェッペリン解散してるし、ジョン・レノン死んでるし、リンゴ・スターほとんど何もしてねえし。じゃあ、これで俺はどうすればよかったんだって話ですよ。初めてクイーンと認識して聴いたクイーンが”Radio Ga Ga”で、これすげえ!過去作まで遡って全部聴きてえ!って、お前思うのかよって話ですよ。
仕方がないからリアルタイムの、ニューウェイブとかエレポップとかポジパンとかを聴いて、それなりに一生懸命楽しんでいた俺を今さら責めるのは、ちょっと酷ってもんだろう。